関数の基本

関数はすべて基本のやり方は変わらない

対応表さえ書けれるようになれば
基本はok

P_20190922_210036_vHDR_On

式の値ができていれば、
xに数を代入したときに、yがある値に決まることはわかっているので
その対応を書いていけばよい

(だから、下に書く単元が難しく感じたら
まず式の値を練習するといい

その式の値が難しく感じたら、文字式の計算を練習するといい
文字式を×÷の記号を使って表す練習の問題がベスト

それが難しいなら、
小学校6年で練習する□と△を使った式を練習するといい)

例えば関数の式がy=2x+1 の時を考える

P_20190922_210446_vHDR_On

x=3の時に
yは
y=2×3+1=7なので

P_20190922_210537_vHDR_On

と記入する

同じように
x=4 の時は
y=2×4+1=9
なので

P_20190922_211054_vHDR_On

と記入する

この調子で続けていくとこんな感じになる

P_20190922_211424_vHDR_On

これで対応表は完成

ちなみにこのやり方は
中学数学と高校数学のどの関数でも基本は同じやり方である
(比例・反比例・一次関数・y=ax^2・二次関数・指数関数・分数関数etc)

せっかくなので載せておく

1P_20190922_212025_vHDR_On
2P_20190922_212107_vHDR_On
3P_20190922_212242_vHDR_On
4P_20190922_212501_vHDR_On
5P_20190922_212554_vHDR_On
P_20190922_213751_vHDR_On




対応表を作ることができたらグラフが書ける

ちなみにもし関数が不得意な生徒がいたら、
座標の点の取り方は試験によく出るので
やり方をマスターしておいて、その部分で点数稼いでおくといい

グラフというと難しく聞こえるけれど
基本は小学生の時にやった「折れ線グラフ」と変わりはない

見直してみると
例えば、こんな感じ

P_20190923_102307_vHDR_On

これをもとに折れ線グラフに点をつけると

0P_20190923_103049_vHDR_On

(解説すると、
一日の気温の対応表で

P_20190923_103944_vHDR_On

8時の「じかん」で、
「きおん」が10℃

なので

0P_20190923_104443_vHDR_On

に点をとる
そしてこれを繰り返す)

線で結んで

P_20190923_103114_vHDR_On

てな感じ

で、中学数学や高校数学でも基本は変わらない

例えば
y=3x なら

1P_20190922_212025_vHDR_On

という風に対応表ができていたので
あとはこれをもとにグラフをかけばいい

とはいっても、基本は折れ線グラフの時と同じなのだけれど

(ちなみに、僕は中学数学でつまづいてる生徒は
小学算数に原因があると思っている

この関数のグラフは
小学算数での折れ線グラフの延長だし、
文字式の計算は、小学校6年生で学ぶ〇と△を用いた式の延長である)

0P_20190923_183858_vHDR_On

y=3xの対応表において
例えば最初に赤でかこった部分の数字に注目する

これは、
xが1の時に
yが3になることを意味している

xとyという文字が分かりにくかったら
別の言葉で置き換えてもいい

そしてこれは意外と効果ある
想像しやすくなるからだ

たとえば、時間と気温みたく

つまり、
(xが1の時とは) 時間が1時の時に
(yが3になるとは)気温は3℃ということだ

1P_20190923_184015_vHDR_On

で、ここで中学で新しく学ぶ内容が出てくる

xが1の時に、yが3になることを、
新しく

(1,3)

と書くことにする

時間が1時の時に
気温が3℃になる、でもいいけど

このふたつは同じことである
ただ、書き方が違うだけ

ここが、小学算数との違いその1
つまり、ここを理解すればあとは折れ線グラフの延長で考えられる

時間が10時の時、気温が8℃なら
(10,8)と書くし

17歳の時に身長が170cmだったなら
(17,170)と書く

さて、それでグラフを書いていく

2P_20190923_184234_vHDR_On

まず
(1,3)の位置に点を書く

そのためには
まず(1,3)の左側の数字が1なので
xの線(横線)の1のところにしるしを書く(図の赤い丸を参照)

次に(1,3)の右側の数字が3なので
yの線(縦線)の3のところにしるしを書く(図の赤い丸を参照)

そして、そのふたつの点から線を引いて
交わるところにしるしを書く(図の中の赤い点)

3P_20190923_184319_vHDR_On

これで、(1,3)の点をかけました

あとはこれの繰り返し